国境を越えて人、モノ、カネ、情報が行き交う時代には、国際化は国の外交官や大企業だけに任せておけばよい問題ではありません。地域の企業が海外市場と結びつき、大学が外国の研究機関と交流し、住民が異なる文化を持つ人々と出会い、自治体が海外の都市と共通の課題を解決する。こうした活動が積み重なることで、地域そのものが国際社会の一員になっていきます。

ただし、国際化には複数の姿があります。空港や港湾、国際会議場などを整備して海外との結びつきを強める方法もあれば、人と人との交流を育て、相手の都市から学び、政策や技術を共有する方法もあります。大切なのは、外国らしい建物をつくったり、国際イベントを開催したりすることだけではありません。国際交流を地域の産業、暮らし、行政の質を高める力へと変えられるかどうかです。

福岡市と札幌市の取り組みは、この違いを考えるうえで興味深い事例です。福岡市はアジアとの経済交流を軸に、産業や都市基盤を含む大規模な国際化を進めようとしました。一方、札幌市は姉妹都市交流を出発点に、北方圏の都市との技術交流や政策交流を深めようとしました。両者の比較から、国際化を地域づくりにつなげるための考え方が見えてきます。

1. 国際化は国だけの仕事ではない

国境を越える時代に、地域の役割が変わる

「国際化」と聞くと、外国との外交交渉や貿易協定、海外進出する大企業などを思い浮かべるかもしれません。しかし、国際的な結びつきが強くなるほど、実際にその影響を受けるのは地域社会です。

海外から観光客が訪れれば、宿泊業や飲食業、交通機関が対応する必要があります。地元企業が外国に製品を輸出するようになれば、金融機関や物流事業者にも新しい役割が生まれます。外国人留学生が増えれば、大学だけでなく、地域の住民や行政にも受け入れの仕組みが求められます。

このように、国際化は国家間の関係であると同時に、地域経済や市民生活の問題でもあります。自治体には、地域の実情に応じて国際交流を促進し、その成果を住民の生活や地域の発展に結びつける役割があります。

地方自治体が国際交流に取り組む意味

自治体が国際交流を進める理由は、外国との友好関係を築くことだけではありません。海外の都市と交流することで、地域が抱える課題を解決する手がかりを得られるからです。

たとえば、寒冷地の都市であれば、積雪への対応や道路の維持管理、冬季のエネルギー利用などについて、似た気候条件を持つ外国の都市から学べます。産業構造の転換に直面する地域なら、海外の産業都市との交流を通じて、新しい技術や市場の可能性を探ることができます。

もちろん、海外の制度をそのまま導入すればよいわけではありません。気候、産業、人口構成、行政制度などが異なるため、相手の経験を地域の条件に合わせて生かす工夫が必要です。それでも、国内だけで考えていると見落としがちな解決策を、国際交流によって発見できる可能性があります。

国際交流を地域の発展につなげるには、交流の回数を増やすだけでなく、何を学び、何を変え、どのような成果を地域に持ち帰るのかを考えることが重要なのです。

2. 福岡市――アジアとの結びつきを地域経済の転換に生かす

福岡市 令和6年度博多港航空写真
福岡市 令和5年度博多港航空写真
SAWARAPIA 福岡県立ももち文化センター | 観光スポット | 【公式】福岡県の観光/旅行情報サイト「クロスロードふくおか」

10

国際化を都市の将来戦略に位置づける

福岡市の国際化を理解するには、地理的な条件と産業の歴史に目を向ける必要があります。福岡市は九州の北部に位置し、古くからアジア大陸との交流に近い地域でした。東京や大阪を経由せずとも、アジアとの結びつきを地域の発展に生かせる位置にあります。

一方、福岡県の産業は、かつて石炭、鉄鋼、機械、電機などの産業に大きく支えられていました。しかし、エネルギー革命による石炭産業の衰退や、鉄鋼業などの合理化・縮小が進むと、地域経済は産業構造の転換を迫られました。とりわけ、筑豊地域などでは、従来の産業を基盤とした地域経済の立て直しが重要な課題になりました。

そこで注目されたのが、アジアとの交流を軸とした国際化です。海外との貿易や企業活動、学術文化交流などを広げることによって、新たな経済活動を生み出し、地域全体の活性化につなげようとしたのです。

つまり、福岡市にとって国際化は、単に外国人に開かれた都市になることではありませんでした。従来の産業構造を転換し、地域経済の新しい柱を育てるための戦略でもあったのです。

「国際化の宣言都市」として、都市全体を変える

福岡市の特徴は、国際化を都市の将来像に明確に位置づけ、その実現に向けて大規模な施策を組み合わせたことにあります。

具体的には、アジアとの学術文化交流を促進するための美術展、シンポジウム、映画祭などの開催に加え、大学間交流や留学生の受け入れ、国際会議の誘致などが構想されました。さらに、国際的な経済交流を促進するため、貿易振興、海外市場の調査、商談会、国際見本市などの取り組みも重視されました。

こうした交流を支える基盤として、空港や港湾の機能強化、物流施設の整備、国際的な情報交流の拠点づくりなども計画されました。学術文化、経済、交通・物流を一体的に整え、アジアと結びつく都市を目指したのです。

ここには、国際化を一部の担当部署の仕事に限定せず、産業政策、都市計画、文化政策などを横断する地域経営の課題として捉える考え方がありました。

ハード整備が先行することへの疑問

ただし、大規模な国際化には課題もあります。

国際空港や港湾、コンベンション施設、情報交流拠点などを整備すれば、海外との交流を促進する条件は整います。しかし、施設を建設しただけで国際的な活動が自然に生まれるとは限りません。施設を継続的に活用する人材や組織、交流を支える制度、海外との実質的なネットワークがなければ、期待した成果を得られない可能性があります。

当時の福岡市の計画については、臨海部の再開発と国際化の関係も論点になりました。国際交流を進めるために都市基盤を整備するのか、それとも、再開発を進めるために「国際化」という目的を掲げているのか。両者の関係が明確でなければ、事業の本当の狙いが見えにくくなります。

これは、地域政策を考えるうえで重要な問題です。「国際化」「先端技術」「地域活性化」といった言葉は、多くの人々から賛同を得やすいものです。しかし、魅力的な言葉を掲げることと、実際に住民や地域企業に利益をもたらすことは別です。

大切なのは、整備する施設の数や事業の規模ではなく、それによって誰がどのような活動を行い、地域にどのような成果が生まれるのかを具体的に示すことです。

国際化を新しい産業につなげる

福岡市の構想には、国際化を新しい産業の形成につなげようとする狙いがありました。

海外との貿易が活発になれば、物流、金融、商社、情報サービスなどの需要が生まれます。国際会議や学術交流が増えれば、宿泊、飲食、交通、通訳、イベント運営などの関連産業も活動の機会を得ます。大学や研究機関の国際交流が深まれば、新たな知識や技術が地域企業に伝わる可能性もあります。

このように、国際化は単独の産業ではなく、さまざまな産業を結びつける仕組みになり得ます。

ただし、その効果を地域全体に広げるには、福岡市の中心部だけが発展するのではなく、県内の他地域や地場企業にも新しい仕事や技術が波及することが必要です。国際化を地域経済の再生につなげるという目標を実現するには、海外との結びつきを地域の中に広げる仕組みが欠かせません。

3. 札幌市――人的交流から技術・政策交流へ

Sapporo Area Accommodation | Japan Wonder Travel Blog
指中資大買北海道土地 日媒:圖做「帶路」據點
Main Facilities|SAPPORO CONVENTION CENTER

9

北方圏という地域特性を国際交流の資源にする

札幌市の国際化は、福岡市とは異なる方向性を持っていました。札幌市が注目したのは、北方圏という地域的な共通性です。

冬の寒さや積雪は、北方の都市にとって生活や都市運営の大きな課題です。道路の除雪、交通の確保、建物の断熱、エネルギーの効率的な利用、冬でも快適に暮らせる都市空間の形成など、共通する問題が数多くあります。

こうした課題は、個々の都市が独力で解決するよりも、似た条件を持つ都市同士で経験や技術を交換するほうが、効率よく解決できる場合があります。

札幌市は、姉妹都市交流などを通じて人と人との結びつきを広げるだけでなく、北方圏の都市が共有する課題をテーマに交流を進めました。ここで重要なのは、札幌市が自らの弱点になり得る寒冷な気候を、国際交流を生み出す資源として捉え直したことです。

地域の特徴は、見方によって課題にも強みにもなります。冬の厳しさを克服すべき障害としてのみ考えるのではなく、同じ条件に直面する世界の都市と協力するきっかけにしたのです。

北方都市会議が生み出したもの

札幌市の取り組みを象徴するものに、北方都市会議があります。寒冷な地域に位置する都市が集まり、冬季の都市づくりやエネルギー利用、都市環境などについて議論する国際的な場です。

会議では、北方の都市に共通する問題を取り上げ、都市の設計や建設、エネルギー利用などの技術的な課題が議論されました。交流は、都市の代表者が互いに訪問するという段階から、実際の都市政策に役立つ知識や技術を共有する段階へと進んでいきます。

たとえば、札幌市では、常緑樹の活用や省エネルギー対策など、冬の環境に調和した都市づくりにつながる工夫が見られました。寒冷地の都市同士が知識を交換することによって、街路樹の選び方や公共施設の環境整備など、地域の施策を考える際の選択肢が広がります。

国際会議の成果は、会場での議論や共同声明だけで測れるものではありません。そこで得られた知識が、実際の道路、公園、公共施設、エネルギー政策などに生かされてこそ、交流の意味が生まれます。

冬を「克服するもの」から「生かすもの」へ

札幌市の取り組みには、もう一つ興味深い発想があります。それは、冬を単に避けるべき季節として捉えるのではなく、都市の新しい価値を生み出す資源として考えることです。

寒冷地の都市では、冬の生活を快適にするために、独自の建築技術や交通対策、エネルギー利用の工夫が蓄積されてきました。こうした技術は、同じような気候条件を持つ都市にとっても価値があります。

さらに、冬をテーマにした国際会議や見本市、都市間交流が育てば、技術交流だけでなく、観光やイベント、研究開発などの新しい活動につながる可能性もあります。

地域の特性を国際社会の中で生かすとは、必ずしも世界共通の流行を追いかけることではありません。自分たちが持つ経験や技術を、ほかの地域にとっても役立つ知識へと変えることです。

札幌市の取り組みは、地域の課題を国際交流のテーマに転換し、交流によって得られた知識を再び地域の政策へと戻す考え方を示しています。

4. 福岡市と札幌市の違い――施設をつくるか、関係を育てるか

ハードを重視する福岡市、ソフトを重視する札幌市

両市は国際化を地域発展の手段として捉えていましたが、その進め方には違いがありました。

比較する視点福岡市札幌市
国際化の主な方向アジアとの経済・文化交流を拡大北方圏などとの人的・技術的交流を深化
重視する取り組み空港・港湾、国際交流拠点、貿易振興など姉妹都市交流、国際会議、技術・政策交流など
目指す成果地域経済の活性化、産業構造の転換都市政策の改善、国際的な人的ネットワークの形成
特徴都市基盤の整備を含む大規模な構想交流活動や知識共有を重視する、きめ細かな施策
注意すべき点施設整備が目的化するおそれ交流の成果を具体的な政策に結びつける必要

福岡市の構想では、国際化を支える都市基盤の整備が大きな比重を占めました。これに対し、札幌市は、既存の施設を活用しながら人的交流や国際会議を推進することを重視しました。両市の違いは、国際化を進めるうえで、施設などのハードと、交流・制度・人材などのソフトをどう組み合わせるかという問題を浮き彫りにします。

ハードとソフトは、対立するものではない

ただし、ハードとソフトのどちらか一方だけが正しいというわけではありません。

国際的な研究や交流を進めるには、交通や通信、会議施設などの基盤が必要です。一方で、立派な施設があっても、利用する人や交流を支える組織が育たなければ、十分な成果は得られません。

たとえば、国際会議場を建設する場合、施設の完成は出発点にすぎません。どのような国際会議を誘致するのか、地域企業や大学がどう参加するのか、会議で得られた情報をどのように地域に広げるのか、といった運営の仕組みが必要です。

反対に、施設を新設しなくても、姉妹都市との継続的な交流やオンラインでの共同研究、職員同士の研修などを通じて、地域に役立つ成果を生み出すことは可能です。

重要なのは、ハード整備を成果そのものと考えず、国際交流を実現するための手段として位置づけることです。そして、交流によって得られた成果を地域の経済や暮らしに還元することです。

5. 国際交流から国際政策へ――自治体は何を担えるのか

友好関係を築くだけでは十分ではない

姉妹都市交流は、国際化を進めるうえで大きな役割を果たします。自治体の代表者や住民が互いに訪問し、文化や生活習慣への理解を深めることは、相互理解の基盤になります。

しかし、交流を長く続けているだけでは、地域が抱える問題の解決につながらないこともあります。訪問や記念行事を重ねることに加えて、共通する課題を見つけ、解決策を考え、具体的な政策に反映することが重要です。

札幌市の北方都市会議は、その方向性を示す事例といえます。都市同士が会うこと自体を目的とするのではなく、冬季の都市環境やエネルギー利用など、共通する政策課題について知識を交換するからです。

国際交流を政策へと発展させるには、交流の場で得られた情報を行政内部で共有し、担当部署が施策に反映し、その成果を相手の都市と再び検証する仕組みが必要になります。交流が単発のイベントで終わるのではなく、地域の政策を改善する循環をつくることが大切です。

地域の課題は、国際的な課題でもある

自治体が国際社会で役割を果たせるのは、地域の課題がその地域だけに閉じたものではないからです。

環境問題、都市交通、エネルギーの効率的な利用、高齢化、災害への備えなどは、国や地域によって事情は異なるものの、世界各地で共通する課題です。地域で積み重ねた経験を海外の都市と共有することは、相手の問題解決に役立つだけでなく、自分たちの政策を見直す機会にもなります。

また、平和の維持や核兵器の廃絶を求める活動なども、自治体が国際的な連携を進めることのできる分野です。地域の住民生活を守るという自治体本来の役割は、国際社会の平和や安全と切り離せません。

もちろん、自治体の活動だけで国家間の紛争や国際的な対立を解決できるわけではありません。それでも、自治体が独自の立場から平和活動を行い、ほかの自治体と連携し、住民とともに取り組むことには意味があります。

国際社会での役割は、国家だけが担うものではありません。地域の課題を出発点として、自治体もまた国際的な政策の担い手になり得るのです。

6. 国際化を地域の暮らしに結びつけるために

国際化の成果を誰が受け取るのか

国際化を地域政策として考えるとき、忘れてはならないのが成果の分配です。

国際空港や港湾の整備、海外企業の誘致、国際会議の開催などが進んでも、その恩恵が一部の企業や地域に集中すれば、地域全体の活性化にはつながりにくくなります。中心市街地が発展する一方で周辺地域の産業が衰退するような状況では、国際化を地域経済全体の再生につなげたとは言い切れません。

国際化の成果を広く地域に還元するには、地場企業が海外市場に参加できるように支援したり、大学や研究機関で得られた知識を地域の企業に広げたり、住民が文化交流に参加できる機会を設けたりすることが求められます。

国際化は、都市の見栄えをよくするための政策でも、外国人向けのサービスだけを整える取り組みでもありません。地域の人々が新しい知識や機会に触れ、暮らしや仕事の選択肢を増やすための仕組みとして考える必要があります。

地域の独自性を失わずに世界とつながる

国際化という言葉には、世界共通の基準に合わせることや、海外の都市に似た街並みをつくることが含まれるように感じられる場合があります。しかし、地域が国際社会の中で存在感を持つために、個性を消す必要はありません。

福岡市にはアジアとの地理的・歴史的なつながりがあり、札幌市には寒冷地の都市として蓄積してきた経験があります。これらは、ほかの都市が簡単にまねできるものではありません。

地域の強みを理解し、それを海外の都市や企業が必要とする知識、技術、文化として発信できれば、地域の独自性そのものが国際交流の基盤になります。

これは、地域の伝統や文化を保存することと、世界に開かれた都市をつくることが矛盾しないことも意味します。自分たちの地域を深く理解しているからこそ、相手の地域の特徴も理解し、互いに学び合うことができるのです。

国際化を評価するための視点

国際化の施策を評価するときには、国際会議の開催回数や外国人訪問者数、整備した施設の数だけを見るのでは不十分です。それらは活動の規模を測る指標にはなりますが、地域社会にどのような変化が生まれたのかまでは示してくれません。

たとえば、国際交流によって地場企業の取引先が増えたのか、海外の都市から学んだ技術が公共政策に生かされたのか、大学や住民団体の活動が継続的に発展したのか、といった点も確かめる必要があります。

さらに、国際化による負担や課題にも目を向けなければなりません。施設の維持費、行政の運営費、地域内での利益の偏りなどを検討し、必要に応じて施策を修正することが大切です。

国際化の成果を測る基準は、「どれだけ国際的に見える都市になったか」ではなく、「世界とのつながりを通じて、地域の人々の暮らしや地域の問題解決能力がどれだけ向上したか」に置くべきでしょう。

7. ボーダレス時代のまちづくりが示すもの

世界とつながることは、地域を見直すことでもある

福岡市と札幌市の取り組みは、国際化の方法が一つではないことを示しています。アジアとの経済交流を軸に都市基盤や産業の転換を進める方法もあれば、地域特性を生かして人的交流や技術交流を深める方法もあります。

どちらにも可能性がある一方、施設整備が目的化したり、交流が行事だけで終わったりすれば、国際化の効果は限られます。国際化を本当の意味で地域の発展につなげるには、地域が抱える課題を明確にし、海外とのつながりを通じて何を実現するのかを考えなければなりません。

ここで大切なのは、国際化を「外国に向かって開くこと」とだけ捉えないことです。海外の都市や企業と交流することは、自分たちの産業、文化、行政のあり方を見直す機会でもあります。外部との比較によって、自分たちの強みや弱点が見え、地域の将来像を考える材料が増えるからです。

自治体が国際社会の一員になる

ボーダレス時代には、地域は国際社会の動きを受け身で受け取るだけの存在ではありません。地域の企業が海外市場を開拓し、大学が国際的な研究に参加し、住民が異なる文化を持つ人々と交流し、自治体が都市政策について海外の自治体と協力することができます。

こうした活動を支えるのは、必ずしも巨大な施設や大規模な予算だけではありません。地域の課題を見極め、相手と継続的に関係を築き、得られた知識を地域の施策に生かす姿勢が重要です。

国際化は、地域を世界に売り込むためだけの手段ではありません。世界とつながることによって地域の知恵を増やし、地域の課題を解決し、住民の暮らしをよりよいものにするための取り組みです。

まちづくりの視点から見れば、国際化の本当の意味は、外国に向けて都市の扉を開くことだけではなく、その扉を通じて得られた知識や機会を地域の中に根づかせることにあります。世界との交流を地域の力に変えること。それこそが、ボーダレス時代に求められる国際化のまちづくりなのです。